宅建士として在宅で重要事項説明の仕事を始めた話。

新年になり、大きな地震があって、まだぼーっとしてたり、気持ちが追いつかないけれど、毎日はやってくる。

当然、仕事も始まるが、なかなかエンジンがかからない今日この頃。

いつも長いお休みの後は、体が冬眠モードみたいになってしまいます。

今日は久しぶりに娘は保育所へ行き、自分一人で過ごせる贅沢な日。

買い物に行ってからこれまたぼーっとテレビを見ていたら、

ピコーン!

lineが鳴りました。

”重要事項説明お願いします”

おぉ、仕事の依頼だ・・。

さっきまでの冬眠モードは吹っ飛び、送られてきた資料に目を通す。

ふむふむ。

やる気が出てきた。

それもそのはず、この仕事は自分が憧れていた仕事だから。

何を隠そう、私は自由の申し子と自称する程自由を愛している。

そのため、どこかに通勤して時間と場所を拘束される働き方から脱却したいとずっとずっと思ってきた。

宅建士を志す

遡ること2年。

在宅でできるIT重説の求人を見つけてからというもの、宅建士の資格を取ることを決意し、実家に置いてあったユーキャンのテキストを読んで勉強する日々。

なんとか試験に合格し、実務講習を受け、登録手続きなどしているうちにあっという間に1年が過ぎた。

そしてようやく求人に応募できるようになったのだが、肝心の求人が…ない。

たとえたまに出て応募してみるも、人気の仕事らしく、未経験者は門前払いで面接すらしてもらえない。

さらに1年ほど経ち、3社くらい断られてようやく地元の1社から面接に来るよう言われ、そこからはあれよあれよと採用が決まった。

苦労してなんとか就いた仕事。

憧れの在宅ワーク。

未経験なのによく雇ってくれたなーと自分でも思う。

IT重要事項説明を在宅でする

仕事の内容は至ってシンプルで、在宅でzoomを使って、これからアパートに入居する人に重要事項説明をします。

説明自体は重要事項説明書の大事なところを読むだけなので、10分ほどで終わりますが、準備や終了報告も合わせると1件あたり30分ほどかかります。

報酬は1件で1000円。

毎月20件ほど依頼があり、繁忙期の2月や3月で30件ほど。

未経験でもできるか

未経験でも全然できます。

実際私は実務経験ゼロでしたが、雇ってもらえました。

正直、重要事項説明書を読むだけなので、誰でもできると思います。

5回くら読めばスラスラ話せるようになります。

経験があればよりいいのでしょうが、それより在宅勤務という性質上、人柄とか真面目さの方が重視されるのではないかと思います。

あと未経験の場合は、売買ではなく賃貸の重要事項説明を狙って応募するのも良いと思います。

賃貸の場合は売買と違って取引金額も少なく、そんなにリスクもないので、突っ込んだ質問をしてくる方もいません。

未経験者が一番こわいのはお客様からの質問だと思います。

なにせ経験がないので、引き出しの中に答えがないのですから・・。

在宅で宅建士として働くには

在宅勤務はどの業種もすごく人気があります。

求人が出てもすぐに応募者で溢れます。

未経験者が仕事にありつくためには、求人が出たら間髪入れずに即応募すること、書類は速達で送りなんとか面接までこぎつけることを私はしました。

なかなか結果に結び付かずにがっくりきそうな日もありますが、粘り強く応募しましょう。

なんなら自分から求人の出ていない企業にメールを送るのもありだと思います。

1月〜3月はどこの不動産会社も繁忙期で、猫の手も借りたくなるほど忙しいです。

そんな時を狙ってみるのも一つの手かなと思います。

YouTubeでも重要事項説明のやり方の動画はたくさんありますので、そちらで勉強すると良いと思います。

説明する内容はどの会社もほとんど同じなので、一通りマスターできたらあとは各社風にアレンジするだけです。

なにかえらそうに書いてしまったけれど、シングルマザーにとっては有難いお仕事だと思っています。

仕事の依頼のない日は一人で家でのんびりしています。

だって、仕事ないんだから仕方ないよね?とか言い訳ができて精神衛生上のグッド。

朝からちょっといいコーヒーを淹れてドラマなんて見てます。

さてさて、仕事の依頼もきたとこで、そろそろ今年もエンジンかけてやりましょうか。

昼寝の準備をしながら決意がみなぎるのでありました。

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